アバター画像中谷 直登 2024.2.2 7:30 TOPIC | GAME.TV/MOVIE

『ゲット・アウト』(2017)や『ハッピー・デス・デイ』(2017)『M3GAN ミーガン』(2023)など数々のヒットホラーで知られ、最新作『ファイブ・ナイト・アット・フレディーズ』がいよいよ2024年2月9日より日本公開を迎えるブラムハウス。
その創設者であり、“ハリウッドのホラー工場長”として恐れられるジェイソン・ブラムが、かつて日本のゲーム『スペースインベーダー』を映画化しようとしていたという。

ブラムが来日した際、THE RIVERの単独インタビューにて語った。『ファイブ・ナイト・アット・フレディーズ』は人気ゲームタイトルを映画化した作品だ。
ほかにビデオゲームの映画化に対する関心を尋ねたところ、「実は、日本の『スペースインベーダー』を映画化しようとしていたことがあったんです」と話した。

ブラムいわく映画化に向けて動いていたのは10年ほど前のことで、「ほぼほぼ実現しかけていたが、権利が取れなかった」という。
「ぜひやりたかった!実現していれば、素晴らしい映画になっていたと思うよ!」なぜ『スペースインベーダー』に関心があったのかと聞くと、「とてもアイコニックなゲームだからです」とコメント。

言わずと知れた『スペースインベーダー』は、タイトーが1978年に発表した伝説的アーケードゲーム。画面上部からじわじわと侵略してくるドットのインベーダー軍団を、
左右に動くビーム砲で退治していく。社会現象を巻き起こす大ブームとなり、世界で最も知られるゲームタイトルのひとつとなっている。

「でも、今の若い人たちって『スペースインベーダー』を知ってるんだろうか?」とブラム。また、「その後、どこも映画化していないよね?」
「『スペースインベーダー』の権利は、今はどの会社が持っているの?」とも確認され、今なお意欲があるような姿勢も見せた。

もっとも、『スペースインベーダー』はブラムハウスが得意とするホラーでない。もしも映画化が実現していたら、ホラー的なアプローチを取るつもりだったのだろうか?

「わかりません。ホラーゲームではないですが、映画にできれば素晴らしいと思います。どんな映画になりそうだったかはわかりませんが、でも偉大なタイトルですよね!」

その後調査してみると、確かにジェイソン・ブラムが『スペースインベーダー』映画化企画に加わっていたことがわかる2010年のネット記事が残っている。配給は米ワーナー・ブラザースで、

https://theriver.jp/blum-space-invaders/
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