松本人志から見える「失われた30年」の心理と算盤 「いじめ芸」で視聴率が取れる国を卒業できるか?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/78762

中学のクラス内で、ワルが女子に暴力をふるうような様を「笑う」
あるいは「あざ嗤う」ような心理が、可笑しな視聴率の数字をはじき出す。

それが財貨を生み、最終的には、芸もなにもない、単なる無才のワルをここまで増長させてしまった。

はっきり記したいと思います。「当時の若者の支持」を集めるべく、
20代前半のチンピラが工夫したいじめ芸に、何か「才能」なぞと呼べる片鱗も、私は見出すことがありません。
単に経済効果が上がった不幸な間違いとしか言いようがない。

そうした全体を一度ご破算にする必要性を、今回一連の報道は、海外向けの報道まで含め、
はっきりと示している。こちらは客観的に見て、一切間違いありません。
(伊東 乾/東大教授)