J1神戸の元スペイン代表MFフアン・マタ(35)が、契約満了にともない退団することが20日、濃厚となった。

 マタはイングランド・プレミアリーグのチェルシー、マンチェスターUなどで活躍し、スペイン代表としては2010年南アフリカW杯での初優勝に貢献。14年ブラジルW杯にも出場した。トルコ1部のガラタサライを1シーズンで退団後、無所属だった9月に入団した。

 獲得時に千布勇気社長(38)が「悲願の初タイトルへ役者はそろった」と声を弾ませたように、年間王者へのラストピースとしてクラブの期待は高かった。だが、リーグ戦の出場は9月16日の広島戦のみ。わずか10分間のプレーに終わった。

 ハイプレスなどハードワークをベースに速攻やロングボールでゴールを目指すスタイルに、技巧派レフティーはフィットせず。卓越したスキルやパスセンスは、Jの舞台では発揮されることがなかった。マタと同時期に加入したハンガリー代表MFバーリント・ベーチェイ(30)も退団となる見通しだ。

12/21(木) 6:00 スポーツ報知
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