サッカー・J1リーグで初優勝したヴィッセル神戸の「優勝を祝う会」が3日夜、神戸市中央区のメリケンパークであった。
主将の山口蛍選手や得点王の大迫勇也選手らが登壇し、集まったサポーター約1万5000人と喜びを分かち合った。

神戸市や県などで作る実行委員会の主催。久元喜造市長や斎藤元彦知事らが出席し、クラブ史上初のリーグ優勝をたたえた。三木谷浩史会長は「皆さんの温かい応援で優勝できた。クラブは一つ、ステップアップできたと思う」とあいさつ。2000年まで所属した元日本代表、永島昭浩さんはビデオメッセージを寄せ、「辛抱と我慢の連続だった。さまざまな人に支えられ、成長したヴィッセル神戸が優勝できて大変うれしく思う」と感慨深げに語った。

 優勝シャーレもお披露目され山口選手が掲げると、会場から歓声が上がった。選手とサポーターが応援歌「神戸讃歌(さんか)」を熱唱する場面もあり、サプライズ花火が打ち上げられると、会場の熱気は最高潮に達した。

クラブ結成当初から応援している神戸市西区の会社員、石井浩さん(61)は「振り返れば苦しい時ばかりだったが、こうして優勝を祝えて感無量です」としみじみと語った。

12/4(月) 13:00配信 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f747525b8d2a83c9b20f11a3a4187807575c1af