12/1(金) 18:13配信 共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef341c476396723a425cc1b8ce42989d36fe8819

 38年の冬季五輪開催地を巡り、27年までスイスと優先的に協議するとした国際オリンピック委員会(IOC)の決定を受け、招致を目指してきた札幌市幹部は1日、「撤退というよりも退場に近い」と述べ、招致活動の継続は極めて困難との認識を示した。秋元克広市長も11月30日、「今の段階では(IOCとの対話の)土俵にない」と述べていた。

 札幌市はこれまで、将来の招致の可能性を残すため、自ら撤退するとの姿勢を慎重に避けてきたが、IOCの決定を受け、断念に追い込まれる公算が大きくなっている。

 市は日本オリンピック委員会(JOC)や北海道の経済界、競技団体などと協議し、年内に今後の方針を固める考え。