2023年12月01日 17:26

 WEST.の中間淳太(36)が1日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。日大アメリカンフットボール部の薬物事件をめぐる廃部方針について思いを語った。

 麻薬取締法違反(所持)の罪に問われた同部員・北畠成文被告(21)の初公判(池田知史裁判官)が東京地裁で開かれたこの日。同被告は起訴内容を認め、薬物を使用した部員は「10人ほどいたと思う」とも証言。同部の薬物問題をめぐっては部員3人が逮捕され、新たに1人が立件された。同大学ではアメフト部の廃部方針を固めている。

 中間は、「問題の本質は違うと思います。(日大アメフト部の薬物事件は)今の段階では知らずに犯罪に巻き込まれた被害者がいない点では全然違うと思いますけど…言ってみればうちの会社も同じような状況なので、すっごい気持ちは分かりますね」と吐露。ジャニー喜多川元社長の性加害問題で、“ジャニー”と名が付く所属事務所がなくなり、自身のグループ「ジャニーズWEST」の名も使えなくなり、番組出演やCM契約を打ち切られるタレントも続出した自身らの境遇と重ね合わせた。

 「何もしなていないっていう気持ちの部員が大多数でしょうし、その悔しさもすごい分かります」と語り、「そういう人たちが救済されればいいなあ…っていうのも分かるんです。でも廃部しても仕方ないような犯罪を犯したっていうのも真実だと思います」と複雑な思いを語った。

 無実の学生たちには「とにかく腐らないでほしいです」とし、「全員が全員悪いことをしたわけじゃないですから、ひとつの事件で色眼鏡で見ないで、しっかり個人を見てくれる社会になってほしいと思います」と願った。

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