Jリーグは21日、東京都内で実行委員会を開き、開幕時期を現行の2月から8月ごろに変更するシーズン移行について、12月6日の臨時実行委を経て、同14日の実行委でクラブの賛否を問う方針を確認した。同19日の理事会でシーズン移行の是非を最終決定する。

 札幌や青森、秋田、新潟など降雪地域クラブの施設整備費やキャンプ費の補塡(ほてん)などとして、Jリーグは約73億円の純資産を含む約100億円の財源案を初めて提示。経営基盤本部の青影宜典執行役員は「100億円規模のサポートは考えたいとクラブと議論している」と話した。

 また、7月末か8月初旬に開幕し、5月末または6月初旬に閉幕するシーズンの日程案に関連して、過去の試合開催の実績を踏まえて、12月第3週から2月第2週までを冬期中断期間とする新たな案を提示。移行期の大会方式やスタジアム確保に関する事項、日本フットボールリーグ(JFL)や地域リーグ、大学、高校などとの連係についても協議した。

11/21(火) 19:38 中日スポーツ
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