2023年11月19日 06:00
東スポWEB
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 柔道男子100キロ超級で五輪2連覇のテディ・リネール(34=フランス)が、自らに舞い込んだ〝仰天オファー〟を明かした。

 リネールは、身長204センチ・体重139キロと圧巻の体格で、世界選手権を11度制覇。100キロ超級の王者として君臨し続けている。18日に神奈川・平塚市の東海大で公開した練習後には、ほかの競技からの勧誘にも「プロレスやアメフト、このほかにもUFCからオファーを受けた」と言及。そしてなんと、最新のUFCからの提示金額は1500万ユーロ(約24億5000万円)だったというのだ。

 他競技に参戦する可能性について「今までは、いろんなオファーがあったけど『柔道に集中しないといけない』って思いと、柔道の場合はケガが多いから一つの競技に集中していた。だけど、そういうチャンスがあればわからない」と今後に含みを持たせた。

 将来的な展望にも注目が集まるが、まずはパリ五輪に集中する。「私の目標はオリンピックで優勝すること。一番強い選手、全員に勝たないといけない」と闘志を燃やす。来年で35歳、自国開催ということもあり、パリで有終の美を飾るのではという見方もあるが、ロサンゼルス五輪まで大会まで競技を続ける考えだという。

 現時点でUFCに参戦する気はないというが、電撃参戦に気持ちが傾くことはあるのか。今後も目が離せない。