>>323
そんなの前からよくブログに書いてた人多いでしょ

同じ人が何度も、執拗に書き込む
さらに、「書き込んでいるのはごく少数」というだけではない。実は、そのごく少数の中のさらにごく一部の「超極端な人」が、炎上の大部分を占めているという事実もある。

例えば、サイエンスライターの片瀬久美子さんが、森友・加計問題に関する公文書開示について政府の説明責任についてTwitterで言及したところ、「娘に淫売を強要」などと根も葉もないデマで長期間にわたり中傷された事件がある。この事件で書き込んでいたとして裁判となった人物は、数百のアカウントを作成し、そのアカウントを駆使して次から次へと片瀬さんへの誹謗中傷やデマ流布を繰り返していたのだ。

2020年5月に亡くなったプロレスラーの木村花さんの事件でも、NHKと共にツイートを分析した結果、木村さんに10回以上リプライを送っている人は、投稿者の中で1.3%だったのに対し、投稿数では14.7%を占めていた。

このような現象は、かなり一般的に起こっている。私は、先述の2016年の調査の中で、現役の炎上参加者に対し、過去最も書き込みをした炎上案件でどれくらい書き込んだかを問うたことがある。

その結果、多くの炎上参加者は、1〜3回という少数であった。イラッとして言及したのであろう。その一方で、ごく一部の人(3%)は、50回以上投稿していたのである。