今年のプロ野球日本シリーズは阪神とオリックスの関西2球団による対決に。両球団にゆかりのある大阪と兵庫が早くも沸く中、微妙に「盛り上がっていない」のが京阪神の一角、京都だ。街中で狂喜乱舞する人はほとんどおらず、同じ関西圏にもかかわらず、その温度感には差があるように見える。59年ぶりの「関西ダービー」から考える、京都人の気質とは。

■感情を表に出さない

阪神が広島とのクライマックスシリーズ(CS)を制した20日夜、京都市中心部の繁華街・木屋町周辺は普段と変わらない様子だった。強いて言えば、カラオケ店の店頭で通行人や学生が集まって中継を見る程度。大阪などと異なり、リーグ優勝時もどこかで人だかりができることはなく、阪神ファンの熱気を感じる機会はなかった。

「京都人は感情を表に出さないことに美徳を感じているのでは」。店頭で試合を見ていた京都市出身の女性(46)はこう話す。女性によると京都は隣家との距離が近く、近所付き合いの機会が多い半面、人ともめることを避けたがる。本心を悟られることを嫌がる傾向があり、「人前で騒ぐということをあまりしはらへんのでは」。

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10/27(金) 21:02
産経新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/87c8ffaa9e84effe88754ad1e2732045ce7e82f5