村上春樹ワールド炸裂 舞台「ねじまき鳥クロニクル」 主演の成河と渡辺大知が語る
2023/10/25 08:00 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20231025-2DBIGFF6DJNNDAE5QKRMHJITQQ/


舞台「ねじまき鳥クロニクル」が11月7~26日、東京芸術劇場(東京都豊島区)で上演される。村上春樹の同名小説が原作。令和2年に初演されたが、新型コロナウイルスの影響で途中で中止になった。再演となる今回は初演と同様に演出、振り付け、美術をイスラエルのインバル・ピント(54)が担う。主人公の岡田トオルを2人で再び演じることになった成河(ソンハ、42)と渡辺大知(33)が、作品について語った。

初演のとき、出演オファーを受けた渡辺は「主人公を成河さんと2人で演じるということで、何か新しい発見ができそうでとてもワクワクした」。再演に当たり、村上作品も最新作以外はすべて読んだという。

原作を「初演のときにも読み込んで、今回も本に穴が開くほど読み込んだ」という成河。「今という時代にこの本を読む必然性が追い付いてきた。戦争すら起こしかねない人間の根源的な悪や業(ごう)の話。最後に主人公が対峙するのはある特定の人物ではなく、何か人類史が抱えてきた負の可能性だ」と原作について説く。


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