◆ラグビーW杯フランス大会 ▽1次リーグD組 イングランド18―17サモア(7日、リール)

前回準優勝のイングランドは、サモアに18―17の逆転勝ちを収めて1次リーグ4連勝。無傷で決勝トーナメントに進んだ。サモアはイングランド戦初勝利ならず、
D組4位が確定した。

薄氷の白星だった。イングランドは前半9分、ロックのチェサムが敵陣左サイド22メートル内でパスを受け、走りきって先制トライ。だが22分に連続攻撃から
サモアのWTBアーウォンにトライを返されると、29分には逆転トライを許した。8―14のビハインドで前半を折り返し。残り15分まで11―17のリードを
許していたが、サモアにイエローカードが出て数的有利となった33分に、敵陣深くのスクラムからBKケアが抜け出して値千金のトライ。CTBファレルのキックで
18―17と逆転し、何とか勝ちきった。

D組を1位で通過したイングランドは、C組2位のチームと戦う。C組はオーストラリアかフィジーが2位突破の可能性を残しており、フィジーは8日のポルトガル戦で
勝てば決勝トーナメントに進む。

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