「一社一問ルール」「子ども」「被害者」を盾に場を仕切る狡猾さ
井ノ原快彦の"論点ずらし"に拍手が起きる異様な会見…首尾よく終えたつもりの彼が残した"致命的な失言"

https://president.jp/articles/-/74603?page=2

拍手が起きた。筆者はちょうどその前の最前列に座っていたが、その瞬間、心の底からビックリした。
不祥事、ましてや人権侵害をした企業の会見で、企業側の制止に対して、記者から拍手が送られることなど、通常ありえない。

井ノ原氏のコメント内容にも驚いた。「自分の子ども」「ジャニーズJr.」という未成年、さらに被害者を盾に取り、抗議の声を封じようとするそのやり口に。「もめているところを僕は見せたくない」というお気持ち表明も、非常に偽善的で卑怯である。