お笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉(51)がナビゲーターを務める、ゲームバラエティ番組『ゲームセンターCX』(CSフジテレビONE)が今年、放送開始から20周年を迎える。

 有野が「(株)ゲームセンターCX興業」の “課長” に扮し、メインコーナー「有野の挑戦」では、レトロゲームのクリアを目指すこの番組。
だが、当の有野は、ゲームを始めたのは芸人になってからのことだったという。

学生のころにはスーファミが出てたけど、バンドブームやバイトやらでゲームはまったくやってなかった。
だけど、芸人になって上京して一人暮らししてから、東京には友達も先輩もおらず、時間を持て余してゲームをやるように。24~30歳くらいまでですね。

 当時レギュラーだった『笑っていいとも!』が10時半入りだったので、その前にゲーム売場が充実していた新宿
の『さくらやホビー館』に行って、毎週3本新作ソフトを買ってました。

アルタの楽屋で説明書読んで『へー、こんなゲームね』って想像して、結局やらない(笑)。そのころは、ゲームで遊んでるのが楽しくて、飲み会も断わってました」

 そこまで有野を惹きつけたレトロゲームの魅力とは、いったいなんなのか。

「レトロゲームって、よくも悪くもシンプルなんですよ。ファミコンのコントローラーは十字キーとA、Bボタンのみで、移動・ジャンプとアタックしかないものが大半。親指しか使わず誰でも遊べる。

想像の余地が残されてるのも魅力です。たとえば『魔界村』(カプコン)では
OPムービーで悪魔がヒロインをさらう場面があるんですが、その悪魔が何者なのかとかは
全然掘り下げられない。その “説明不足感” が想像力を掻き立てる。『なんで主人公、上半身裸やねん』とかね(笑)」

 いつかはゲームを卒業するだろう、と思っていたという有野だが、現在もハマった作品は徹底的にやりこむという。

続きはFlash 2023.09.28
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