https://hochi.news/articles/20230927-OHT1T51120.html
2023年9月27日 15時57分

劇作家で演出家の野田秀樹氏(67)が27日、東京・日本記者クラブで会見。創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題の渦中にあるジャニーズ事務所のタレントを、これまでほとんど配役してこなかった理由について触れた。

 質疑応答の中で、質問者は「ジャニーズのタレントがドラマなどあらゆる作品のレベルを下げているのでは」などと指摘。しかし、野田氏は「ジャニーズの人間を実際に知っているが、全部がひどいとは思わない」といい、「自分の舞台に使ってこなかったのは、スケジュールがひど過ぎたから。とてもじゃないけど仕事はできないと思った」と説明。けいこに十分に時間が取れないなどひとつの舞台を創り上げる上での困難さを強調した。

 一方で「必ずしも、人気のあるからいけない、とは考えない。残念ながら人気のある人って華があることが多い」とも。野田氏は「ジャニーズが悪いというより、企画する側、プロデュースする側の責任が大きいのではないか」とふかんした目線で作り手の問題を指摘した。

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