2023年9月25日 16時00分
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[ロサンゼルス 24日 ロイター] - 米ハリウッドの脚本家らでつくる全米脚本家組合(WGA)は24日、映画製作会社や動画配信会社と労働協約で暫定合意したと明らかにした。5月から5か月近くに及ぶストライキ終了に一歩前進した。

 労働協約の発効には組合執行部と組合員の承認が必要となる。

 WGAは、暫定合意を「脚本家に有意義な利益と保護」をもたらすと評価した。

 今回の交渉では、制作活動でのAI(人工知能)の利用も問題になった。ウォルト・ディズニーがAI利用を調査するチームを立ち上げたとの情報もある中、脚本家側は脚本制作でのAI利用制限を求めている。

一方、米俳優組合(SAG-AFTRA)はストを続けており、ハリウッドの映画産業はなお機能停止状態が続く。