「タレントの活躍奪うのは問題」経団連会長「ジャニーズ離れ」待った発言に、ネット総スカン! 経済同友会・新浪代表との発言
とは真逆で注目

今回の経団連の十倉会長の発言をめぐり、ヤフーニュースコメント欄ではさまざまな意見が寄せられているが、批判的な意見が圧倒
的だ。

「ほとんどの企業の社員だってモノではないし、日々研鑽を積んでいるのではないだろうか。それでもトップが深刻な犯罪を行
ない、その後継者が不十分な対応しか取らなければ、大手企業は社会的責務としてそうした犯罪企業と取引の打ち切りをするのでは
ないだろうか。社員が気の毒なのはジャニーズもそれ以外の企業も同じ。それでも犯罪を見過ごしたり、手心を加えたりすべきでは
ないのでは」

「この人は万博協会の『会長』ですよね。先日、万博協会副会長の大阪府知事、大阪市長から万博のPRでジャニーズのタレント
を継続利用する旨、発表があったが、会長、副会長ともに同じ感覚のようだ。コンプライアンス無視、国際感覚欠如、時代遅れ。自
己中心的な判断としか言いようがない。この人たちに任せて、大丈夫なのか」

「企業でなくとも高校生の部活だって、部員の1人が喫煙すれば出場停止になったりするし、そんな時にいちいちこんな議論がさ
れていただろうか。結局、ジャニーズに対して甘々なんだよね。受け入れるしかない高校生と違って、タレントには移籍するって手
段だってあるわけだし」

「経団連トップの見識って、この程度なのでしょうか? びっくりというか、呆れたというか。世界市場で厳しい競争をしてい
る大企業が傘下に多いのですから、国際基準の考え方をなさっているのかと思っていたら、当たり障りのないことしか言えない。こ
れが各国に報道されたら、日本の経団連はこの程度かと判断されるだけなのでは。疑問ばかり残りました」

被害者の心情憂慮するならまだしも、ジャニタレの心配ばかり...

経済同友会の新浪氏との発言の違いについて、こんな意見が相次いだ。

「十倉会長の『ジャニタレが心配』発言は、正直驚いた。経済同友会の新浪社長の、明確な指摘と厳しい批判を聞いていた後だ
けに、被害者の心情や将来を憂慮するならまだしも、加害企業の構成員の今後の起用に関してわざわざ言及するなど、あり得ない。
加害企業への厳しい批判意識が乏しいことに失望した」

「新浪氏の発言は行き過ぎだと、牽制しているのだろう。経済同友会会長の呼びかけは、一歩間違えば被害者かもしれないタレ
ントに対する日本企業の集団リンチに見えかねない。結局は、事務所が適切な対応が出来ないあおりをタレントが喰らっているよう
に見える。調査チームが同族経営の弊害を指摘したのに、創業者の名前の社名は残します、創業者一族が全株保有したまま手放しま
せんと会見して通ると思っていた創業者一族が、この事態を招いたことに気づいているのかな?」

「同友会の新浪会長と比べたら、(発信が)遅いし、ジャニーズ寄りの発言だし、皆さんで考えようとか他人事だし、経団連は
ガラパゴスの組織に成り下がった証左でもあると思う」

「名簿を見ると、経団連には、テレビ局が入っており、経済同友会にはテレビ局が入っていない。あくまでも形のうえでは、財
界人個人としての資格で入会しています。また、十倉会長は、住友化学会長で、コマーシャルをあまり出していない面もあり、業界
にあまり詳しくないようです。タレントのスムーズな移籍や独立させる案を提案すべきです。例えば公正取引委員会などに働きかけ
るとか」

最後に、十倉氏の発言を支持する意見もあった。

「国連の指標でも、所属タレントの仕事まで奪うのは人権侵害ですよ」

「経団連会長としてまともな発言だと思います。ビジネスと人権を考えたうえでの発言かと。だいたい、トップが煽動や糾弾や
圧力をかける発言をするほうが問題」
(抜粋)
https://news.infoseek.co.jp/article/20230920jcastkaisha202310469195/