「ジャニーズにだまされないで」茂木健一郎が批判も物議 過去「国民的アイドル」と称賛...「見事なまでの手のひら返し」: J-CAST ニュース【全文表示】
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2023年09月11日21時18分

 脳科学者の茂木健一郎氏が2023年9月11日、ジャニーズ事務所に関し「ジャニーズにだまされないでほしい。人生がもったいないし、人生の時間が無駄になる」などとX(旧ツイッター)で持論を展開し、SNSで物議を醸した。

同氏は同日、Xに投稿した文章とともに「ぼくのオリジナルな考えというより、今までに出会ったさまざまな方に折にふれうかがったことも含めてまとめたものです」とブログに追記している。

 「SMAPが歌っても、それは偽物でしかない」
ジャニーズ事務所が9月7日の会見でジャニー喜多川氏(享年87)の性加害を認めたことなどを受け、同事務所に所属するタレントの広告起用を見直す企業が相次いでいる。

こうした中、茂木氏が11日、「ジャニーズにだまされないでほしい。人生がもったいないし、人生の時間が無駄になるから」などとXに投稿。「ジャニーズはほんものじゃないし、あなたのためでもない。ほんものは他にあるし、あなたのためになるものは他のところにある」と持論を展開した。

その後の投稿で、「ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている。クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない」とし、「ジャニーズを聴くんだったら、モーツァルトやビートルズ、ボブ・マーリーを聴いた方がはるかに深く世界に通じる教養が身につく」と述べた。

とあるFMラジオの番組に呼ばれた茂木氏がアイドルグループ・SMAPの曲「夜空ノムコウ」をリクエストすると、プロデューサーから「SMAPじゃなくてスガシカオだったらいいんですけどね」と言われたという。「本当に音楽を愛する人は、そのような矜持を持っている。ただ、ジャニーズ砂漠の中で、そのような声が表に出なかった」と続けた。

「『世界に一つだけの花』だって、SMAPの楽曲じゃなくて、槇原敬之さんの楽曲だ。槇原敬之さんの生き方、人間性があってこそあの歌の詞、メロディが生きてくるわけで、SMAPが歌っても、それは偽物でしかない」

また茂木氏は、「ジャニーズのアイドルのあなたへの笑顔は営業、ビジネスで、ほんとうのやさしさじゃない」とも指摘。「ほんとうにあなたのことを思ってくれる人は、あなたの身近にいる。ジャニーズの中になんかいない」として、こう続けた。

「ジャニーズのビジネスモデルは、ホストと同じだと多くの人が指摘している。最近も若いジャニーズメンバーのインスタが拡散されていたけれども、あの笑顔、やさしさは営業だから。ほんとうにあなたにやさしくしてくれる人は身近にいる。ジャニーズにだまされて、人生の時間を無駄にしないでほしい」

「日本には、『世間』に加えて、『相対主義』という信仰がある」

茂木氏の一連の投稿に対し、「何言ってるのか分からない」「『音楽のほんもの』ってなんだよ」「好きなものを好きなように楽しむのが音楽」などと批判的なコメントが相次ぎ、物議を醸した。

上記の投稿を発端に、2016年8月にSMAPを称賛していた茂木氏の投稿も注目を集めている。「とても礼儀正しく、才能にあふれていて、すばらしい方々だと思いました。まさに国民的アイドルの名に、ふさわしい存在です」という内容に、SNSでは「見事なまでの手のひら返し」「清々しいくらいの矛盾」と指摘する声も上がった。

その後、茂木氏は同日、ブログを更新。Xと同様の投稿を記したあと、追記として真意を説明した。「ここに書いたことは、ぼくのオリジナルな考えというより、今までに出会ったさまざまな方に折にふれうかがったことも含めてまとめたものです」

「もちろん文責はぼくにあります」としつつも、「日本には、『世間』に加えて、『相対主義』という信仰があるように思います。それぞれの人が自分が思ったことをきちんという批評性が根付くことを心から願わずにはいられません」と述べている。


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