原辰徳監督「ベンチ裏に行ったら…おいなりさん食べてた」緊急降板の菅野智之は大事に至らず

◆JERAセ・リーグ 巨人5―0中日(9日・東京ドーム)

 巨人が中日に快勝した。2点リードの6回2死満塁、代打の秋広優人内野手(20)が中前へ2点適時打。9月に入りなかなか結果が出ない中、意地のひと振りでチームに貴重な白星を呼び込んだ。先発の菅野智之投手(33)は右手人さし指がつり5回無失点で緊急降板も、自ら決勝の先制打を放つ活躍で、約3週間ぶりの4勝目を挙げた。チームは8月27日以来の貯金1。3位・DeNAとのゲーム差を1・5に縮めた。

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 ―秋広が自信につながる一打を放った。

 「当然ライバルも出てきているし、安泰ではないという危機感もあった中でね。今日も阿部ヘッドとマンツーマンで練習してましたしね。結果が出ると、それが2倍、3倍になる世界。非常に良かったと思いますね」

 ―守りでも、岡本和や岡田が好守を見せた。

 「昨日から非常に守備がよくね。勇人もサードに行った中で、ひとりひとりのポジションが、責任を持ってできてきているようなね。いいものが出ていると思います」

 ―菅野は人さし指を気にしていた。

 「一生懸命バット振ったから…そんなんでつってもらったら困るんだけど。(病院は)全くないでしょう。僕がパッとベンチ裏に行ったら、おいなりさん食べていたから(笑い)」

 ―今カード勝ち越しに向けて。

 「非常に大事なゲームが続きますから、力の出しどころなわけですから、一戦一戦、戦っていきたいと思います」

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