0001征夷大将軍 ★
2023/09/08(金) 17:38:24.04ID:eOscrMgS9https://www.ybc.co.jp/news/?news_id=news1195rq9zpqhmgju93qh
来年の正月、100回目の記念大会を迎える箱根駅伝。最多優勝を誇る中央大学に山形市出身のランナーがいます。
地元の声援を胸にスランプを乗り越えながら目指すは初の箱根出走です。
8月中旬、上山市の蔵王坊平で中央大学の陸上競技部が毎年恒例の合宿を行っていました。
先頭を走っているのは山形市出身の3年生東海林宏一選手。初の箱根駅伝出場を目指します。
東海林宏一選手「中央大学のメンバーはみんな箱根駅伝を走って優勝を目指したい人の集まりなので常に高いレベルで争って勝ち抜いていかないといけない」
中央大学は箱根駅伝で最多14回の優勝経験を持ち、ことしの大会は総合2位。来年の大会では1996年以来28年ぶりとなる総合優勝を目指しています。
東海林選手は1年生から2年連続で選手登録されていたものの、出走することは叶いませんでした。
東海林宏一選手「3年生で勝負しておかないと箱根駅伝を走るのは難しくなってしまうので3年生は自分の中でもとても大事な1年」
この日の練習は1キロを10本走るメニュー。長距離を得意とする東海林選手でしたが、徐々にペースが落ちていきました。
東海林宏一選手「後半になっていくにつれて主力のメンバーから離れていくことが最近多い。練習でできないことは試合でもできないので練習から持久力を意識していきたい」
中央大学陸上競技部・藤原正和監督「周りのレベルが上がっている中、東海林選手はメンタルが左右されやすいところがある。合宿に来られているということはチームとしてみんなが期待しているということだと思うのでそこを本人がどう捉えてこれから前向きにやっていけるかにかかっている」
効率よく走る体を作るため、練習前に30分かけて腹筋や足を上げる際に必要な腸腰筋を強化している東海林選手。
なぜ、箱根を目指すのでしょうか？
その一つが、高校から陸上を始めるきっかけをくれた青山学院大学の志貴勇人選手の存在です。
志貴選手は小学校から高校まで東海林選手と同じ学校で現在、4年生。いまは、優勝常連校の青学で主将を務めています。
東海林宏一選手「志貴先輩は常に気にかけてくれる。箱根駅伝を走って優勝することを成し遂げている先輩なので自分としてはそこを超えていきたい」
身近な先輩の活躍が刺激となり、ことし4月には県縦断駅伝に4年ぶりに出場。4人抜きの走りで、チームに貢献し、多くの声援を受けました。
東海林宏一選手「ああいう走りができたのは自信になったし、地元の人から箱根駅伝を走ってくれという声が多かった。時に厳しく時に温かい声援が自分には力になるのでこれからも皆さんにもらえたら」
合宿期間中、選手たちの楽しみとなっていたのが練習後の夕食です。趣味の話などで盛り上がっていました。
東海林宏一選手「好きなアイドルがいて僕はK-POPなんですけどaespaというグループとTWICEとLESSERAFIMが好き。チームメートは全然好きじゃないけど布教させてる。走る上で何かモチベーションがないとやっていけない」
「後半の持久力強化」を目標におよそ1週間にわたり行われた蔵王坊平の合宿。
トレーニングを重ねていくうち、徐々に調子は上向き、その後、山梨県で行われた合宿では練習のレースで1位になるなど、目標に一歩ずつ近づいています。
東海林宏一選手「一緒に練習してきた一緒に過ごしてきた人にも箱根駅伝を走れると証明したいので何としても箱根駅伝で出走したい」
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