現地8月20日に開催されたセリエAの開幕節で、鎌田大地が加入したラツィオがレッチェと敵地で対戦した。

 いきなり先発起用された鎌田は、4-3-3の右インサイドハーフに入った。その日本代表MFは周囲との連係もパスワークもスムーズで、得意の前線に飛び出す動きを何度も見せる。

 昨シーズン2位のラツィオは26分、ルイス・アルベルトのパスをエースのインモービレが滑り込みながら流し込み、先制に成功する。

さらに42分にもインモービレのお膳立てから、右SBのラッザリがチャンスを迎えるも、シュートはGKにセーブされた。

 後半は押し込まれる展開となるなか、54分に二枚替え。前日会見でサッリ監督が「90分はプレーできないと思う」と語っていた鎌田はここで交代となる。

 だが、その後も主導権を握られると、85分にアルマクビスト、87分にディ・フランチェスコにゴールを許し、まさかの逆転を許す。

 鎌田は上々のデビューを飾ったものの、チームは1-2で敗れる結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=137758
https://soccerdigestweb.thedigestweb.com/v=1692565319/files/topics/137758_ext_04_0.jpg