藤田朋子 橋田寿賀子さんへの後悔語り涙「何でもっと自分から近寄っていかなかったのかなと」
[ 2023年8月16日 15:50 ] スポニチ
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藤田朋子 Photo By スポニチ
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 女優の藤田朋子(58)が16日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。21年に他界した脚本家の橋田寿賀子さん(享年95)への後悔を語り、涙する場面があった。

 藤田は橋田さんが脚本を担当した大ヒットドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」で長年レギュラー出演した。

 橋田さんとの別れに大変ショックを受けたという藤田は「本当に元気でいらしたし、まさかこういうふうにいらっしゃらなくなると思わなかったので、とてもびっくりしましたね」と回顧。「毎年、橋田寿賀子先生のお誕生日を大勢でお祝いするんですけど、そのたびに横に行って“先生、写真撮ってもいいですか?”って。“私なんかでいいの!”っておっしゃるんですけど“主役だから!”って。先生がいつも優しくて。もっとお話がしたかったです」と話した。

 「私なんかはその大勢の中の若輩者っていう立ち位置なので、先生を独り占めするなんてこともできないですし、本当に素晴らしい脚本家さんなんで、尊敬の念のほうが先に立ってしまって“私なんかがおしゃべりしちゃいけないんじゃないかって、遠慮してたところがあったな”ってこういうことになってから気付きましたね」と藤田。「何かにつけ、例えば贈り物をすると、ちゃんと自分の手で書かれたお葉書とかをいただいたりして、本当にざっくばらんと、いろいろな方とお付き合いされていたはずなのに、私が踏み込めなかったのかと。こんなに長い間書いていただいていたし、お世話になったのに、何でもっと自分から近寄っていかなかったのかなと、ちょっと悔やまれますね」と後悔を口にした。

 橋田さんと名コンビだったテレビプロデューサーの石井ふく子氏にも触れ、「石井ふく子先生と凄く仲良くされていたし、私は石井ふく子先生とはしょっちゅう連絡を取り合ったり、お食事をしたりとかさせていただくんです。その中で、橋田先生の話もたくさん出てくるのに、石井先生とはいっぱい話すのに、橋田先生とはお話ができなくて、もうちょっとお話する機会があったもの良かったのかなとは思います」と目を潤ませた。

 番組に出演した橋田さんのVTRを見ると、藤田は思わず涙。「石井ふく子先生が(橋田さんの脚本は)毎回、セリフが多くて、1時間にハマらなくて切るセリフがいっぱいあるっておっしゃってて。“渡る世間は鬼ばかりがセリフが長い!”っていう情報が出回ってからは“あのセリフ長かったね”とかよく言われるんですけど、こうやってしゃべっていても私たち、いっぱいしゃべっている。それがセリフになっているだけで、しゃべりたいことがあるから長いセリフになる。無駄に長いわけじゃない。自分に長台詞が来たときはこの人は何か言いたいことがあって、しかも、私の役にのせて先生が何かを伝えたいんだ、っていうのを凄い感じて、張り切って演じていました。

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