テレ朝・玉川徹氏「寂しくない定年を迎えられる私は幸せ」元社員の肩書で今後もモーニングショー出演


テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める同局社員の玉川徹氏(59)が31日、同日付で定年退職となったことを語った。

番組終了間際、司会の羽鳥慎一アナが「ここで皆さまにお知らせがございます。玉川さんがきょうで定年退職です。今まで楽しかったです」と報告。 

「明日からは『元社員』という立場で引き続き番組にもご参加いただきたいと思います」と、玉川氏が同番組に引き続き出演することも伝えた。
これを受け、玉川氏は「皆さんのおかげで定年まで…」とあいさつ。

今後の肩書を聞かれると「元社員でしょうね」とし、「もっと寂しいものだと思っていたんですよ。だってドラマとかで花束もらって会社去っていくの、寂しいじゃないですか。だけど、寂しさがないんですよ」と心境を語った。


羽鳥アナが「明日からも来られるからですよ」と言うと、「これは本当に羽鳥さんとか出演者の皆さん、それからスタッフ、会社の偉い人、なにより視聴者の皆さんに支えていただいているから、また明日からよろしくお願いします」と感謝。

「本当に寂しくない定年を迎えられる私は幸せ者だと思っております」としみじみとした口調で語り、心境の変化を聞かれると「いや、特に…だって明日からもこのまま出ますから、ないんですよ」と答えた。

コメンテーターの山口真由氏が「さらに忖度がなくなって物凄い発言をするとかあります?」と聞くと「ないなあ」。これには、羽鳥アナは「忖度はもともとない。なさすぎる」とコメントした。

最後に、玉川氏が「ずっと最後まで平社員でね、やりましたね、私」と笑顔で話すと、羽鳥アナは「ちなみに玉川さんの同期は常務になっています」と“補足”していた。


同局では60歳になる直前で定年を迎えることになり、今回の退職はその制度にのっとったもの。
1963年生まれの玉川氏は、この制度の対象となった。1989年に京大大学院を修了後、入社。「スーパーモーニング」などワイドショーでディレクターを務めた。
 
今後は事務所には所属せずに、フリーのコメンテーターとして同番組に出演することになる。


これまで社員コメンテーターとしてさまざまな発言を繰り出し、時には物議を醸すこともあった玉川氏。

昨年9月には安倍晋三元首相の国葬で菅義偉前首相が読んだ弔辞の内容について、事実に基づかない発言をしたとして謹慎処分となり、10月以降は不定期で出演し、取材したことをリポート。
今年 4月からはスタジオのコメンテーターとして復帰していた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/227c8287493f4b31c3109d8b3b8a26d5d99ce704
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