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1951年から1992年にかけて、928回の陸上核実験が行われた
米国ネバダ核実験場。ソコでは核爆弾の本質がまだよく
分からない時期20万人越もの米軍兵士や一部民間人が
爆心地近くで軽装で待機したり、爆発直後の爆心地に徒歩で
行軍した・・彼等の少なからずがそのあと放射線被爆などで
障害を起こしたが、その因果関係は医者や専門家、合衆国政府に
より認められず却下。保証の類も無かったが、それらは全て
関係者や家族、計画を手探りで実行した科学者らには忘れられない
出来事となった。穀倉地帯も少なく無い、米国中西部を広範に
放射能核種汚染した事も、米国ならず世界のメモリアルとなっている

そのような歴史や事実を見ると、今回のバービー案件に見る
表現の本質とは、実は日本への原爆使用だけでは無く、トルーマン体制
の元マンハッタン計画を遂行したユダヤ系科学者アインシュタインや
核科学者オッペンハイマン―などから始まって米国本土や
スパイ漏洩技術で実験を同じく居住地近くで繰り返した
中露など世界中の実験国での被害も包括した、原点自己批判的で趣ある
香り立つようなアメリカンジョークにも見えて来るのである。

チェルノブイリ前の1970年代にはスリーマイル島で原発メルトダウン
放出事故もおこして後、14年くらいしてその遅延性健康被害をネタに
ゴーストバスターズと言うNYを舞台とするお化け現象やレイパーカー
jrが歌うテーマソングも世に出した、クリエイティブな米国興行界
LPジャケではグリーンデイとか言う、音楽バンド作品のサイケ調のキノコ雲絵柄
が出た事もあれば、出力調整ミスの大爆発で中部太平洋米国領まで被爆
を齎した大型水爆実験では、諸島の名前をとってビキニ水着👙も
発表する事などもあった。