2023-07-21 13:16 ORICON NEWS

 昨年12月3日に公開されたアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』(スラムダンク)が、8月31日に上映終了することが、公式ツイッターで発表された。あわせて映画の主人公・宮城リョータを描いた告知PVが公開された。

 公式ツイッターでは「皆さまのおかげで、ここまで長い間、上映を続けてくることができました。ありがとうございます」とファンに感謝しつつ、「このたび日本国内(一部劇場を除く)の上映終了日が8/31に決まりました。まだ観れていない方も、何度もご覧になっている方も、ぜひ夏休み期間中に映画をお楽しみください!」と呼びかけた。

 同作は、『週刊少年ジャンプ』で1990年42号から1996年27号まで連載していたバスケットボール漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』が原作。湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれている。

 手に汗握る試合の描写やバスケに青春を懸ける登場人物たちが、読者の共感を呼び圧倒的な支持を受け、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。1993年~1996年にテレビアニメが全101話放送された。

 新作映画では、監督・脚本を原作者の井上雄彦氏、アニメーション制作は東映アニメーション/ダンデライオンアニメーションスタジオが担当。湘北メンバー5人のボイスキャストは、テレビアニメ版から一新され、宮城リョータ役を仲村宗悟、三井寿役を笠間淳、流川楓役を神尾晋一郎、桜木花道役を木村昴、赤木剛憲役を三宅健太が担当している。

 新作映画は公開2日間で興収12億9600万円、公開67日間で興収100億円を記録。現在の興収は148億円(公開227日間)を突破し、歴代興収ランキングは14位にランクインしており、配給の東映は「いまだ勢いが衰えないまま夏休み興行に突入します!」と説明している。

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