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2023/07/16(日) 18:44:28.95ID:v2LIrHB39サンケイスポーツ
アクロバティックルーティン予選の日本チームの演技=マリンメッセ福岡(撮影・沢野貴信)
水泳世界選手権第2日(15日、マリンメッセ福岡)アーティスティックスイミング(AS)のアクロバティックルーティン予選が行われ、日本は224・5167点で4位につけた。1位は中国で、236・0733点だった。
歴史的な一歩が踏み出された。今季から、8人で演技するチーム(テクニカル、フリー、アクロバティック)にも男子選手が最大2人まで出場できることになり、日本は佐藤陽太郎(18)=ジョイフルアスレティックク=が女子選手7人に混じって出場。男子選手ならではのパワーを生かし、リフトの土台などで奮闘した。
佐藤陽は姉の友花(21)=ジョイフルアスレティックク=と非五輪種目の混合デュエットで22年世界選手権に出場し、テクニカル、フリーそれぞれで銀メダルを獲得しているが、チーム種目で世界選手権に出場するのは初めて。「8人いて、心細さを感じなかった。登場してきた瞬間からたくさん歓声を頂いて、後押ししてもらった」と観客の声援に感謝した。
男子選手の力強さは魅力的な一方、女子選手の脚質とは異なるため、同調性の面で難しい一面もある。それでも1位の中国、2位の米国など複数の国が男子選手をチームメンバーに加えて試合に臨んだ。2015年世界選手権で混合デュエットが初めて採用され、同大会の混合デュエットテクニカルルーティンで金メダルを獲得したビル・メイ(44)=米国=も女子選手7人に混じって演技し「男性にとってのチャンス。今後はどんどん増えると思う」とASの見通しを語った。
24年パリ五輪でも男子選手がチームに最大2人まで出場できるが、テクニカル、フリー、アクロバティックの3種目でメンバーの変更が可能な世界選手権とは異なり、五輪は3種目をすべて同一の選手が泳がなければならない。世界選手権よりも出場のハードルは上がるが、ビル・メイはパリ五輪について「もちろん行きたい」と出場を臨んだ。男子選手にも五輪の道が開かれた今後のASに注目だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73eb73ca2eef215370141b8a89daff21af3335e6
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