2023年7月14日 4時0分

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ46 愛は地球を救う」(8月26、27日)内で放送されるスペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」(26日・後9時ごろ)に、メインパーソナリティー「なにわ男子」の道枝駿佑(20)が主演することが13日、明らかになった。

 社員の大半が知的障害者というチョーク会社「日本理化学工業株式会社」の実話を基にした作品で、工場の存続をかけて窓に描ける魔法のチョーク「キットパス」を開発したストーリーを描く。道枝が演じるのは、目的が見つからないまま父が経営するチョーク会社に就職することになった主人公・大森広翔(ひろと)。社長である父と衝突を繰り返しながらも、ひたむきに作業に取り組む障害者の社員たちと向き合うことで働く意義を見いだしていく。

 道枝は「すごくプレッシャーもありますが、スタッフの皆さんと一緒に最後まで駆け抜けていけたら」。クランクインに先駆けて実際に工場を訪れ、チョークの製造過程の一部を見学したそうで「作業場の中で、皆さんの集中力や、すごく繊細な作業で一個一個、丁寧に仕上げていく熱量を肌で感じました」という。

 演じる役のモデルとなった大山隆久社長とも対面。「『誰かのために考えたことがみんなのためになる』、この社長の言葉がすごく印象に残っています。このドラマを見ていただくすべての皆さんに、働くことの幸せを感じていただけたら」と語った。

https://hochi.news/articles/20230713-OHT1T51224.html
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