アル・ヒラルは、ラツィオからセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチを獲得したことを発表した。

今夏の移籍市場でカリム・ベンゼマやヌゴロ・カンテなどのビッグネームの獲得を続けるサウジアラビア勢。同国の名門で、昨シーズンのAFCチャンピオンズリーグで決勝までコマを進めたアル・ヒラルは、ここまで同国最高額でウォルヴァーハンプトンのルベン・ネヴェスやチェルシーのカリドゥ・クリバリを獲得し、さらなる補強を目指している。

そして12日、アル・ヒラルはラツィオからミリンコヴィッチ=サヴィッチを獲得したことを発表。双方は2026年夏までの3年契約を締結した。『GOAL』の取材により、同選手が年俸2000万ユーロ(約31億円)を受け取ることがわかっている。

また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は4000万ユーロ(約62億円)に上るようだ。

2015年にラツィオに加入したミリンコヴィッチ=サヴィッチは、8シーズンにわたって公式戦341試合でプレー。安定したパフォーマンスを続けることからセリエAのライバルであるユヴェントスやプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーからの関心も頻繁に伝えられてきた。しかし、現在のセリエA最高の選手の1人とも評価される28歳の同選手は中東でキャリアを続けることが決まった。

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