競馬を楽しむ新たな“視点”が加わった。今春のG1で導入されたジョッキーカメラは、YouTubeの「JRA公式チャンネル」で再生回数が計800万回を超えるなど大好評だった。今回の「ケイバラプソディー ~楽しい競馬~」では、導入に携わった川田将雅騎手(37)を取材。その秘めたる思いに太田尚樹記者が迫った。

鞍上でしか味わえない感覚を数百万人が共有した。人馬を包む風切り音、沸き上がる大歓声、ライバルからの祝福-。ジョッキーカメラの臨場感あふれる映像は大反響を巻き起こし、公開第1弾となった桜花賞(リバティアイランド)は再生回数が213万回を超えた。その馬上にいた川田騎手は、鋭いまなざしを細めて好評を受け止めた。

「興味を持ってもらえてありがたく思います。喜んでもらえるだろうなと思って提案したので」

https://www.nikkansports.com/keiba/column/rapusodi/news/202307040000100.html