ヤンキースのアーロン・ブーン監督が24日(日本時間25日)、負傷者リスト入りしているアーロン・ジャッジ外野手(31)の状態が右足親指の靱帯断裂と初めて言及。アメリカン・リーグの最優秀選手に君臨する彼の復帰の見通しが厳しくなってきた。

 ジャッジ自身もけがを認めたが「復帰時期は分からない。良くなったらプレーするだけだ」とカムバックへのスケジュールについては言葉をにごした。さらに「このけがは特殊なもの。走る時に使う大事な箇所であるだけに、難しいところだ」と語った。

 ジャッジは6月3日のドジャース戦で右翼大飛球を好捕した際に右翼フェンスに激突し、同箇所を痛め負傷者リスト入りした。当初は打撲と捻挫であると説明。治癒を早めることを目的として、多血小板血漿の注射を2回受けていた。昨季ア・リーグ新記録の62本塁打を放ってMVPに輝き、ヤンキースと9年の大型契約を結んだジャッジ。今季も欠場するまではリーグトップの19本塁打を放っていた主砲の復帰が待たれる。

報知新聞社

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