坂本龍一さん最後の日記…「ちぇ、Rydeenが悲しい曲に聴こえちゃうじゃないかよ!」
6/19(月) 5:00 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b73f1647a0103ccd5d2c9fb224197e1d69a1bec
坂本龍一さんの自伝「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230618-00050128-yom-001-4-view.jpg


 3月に71歳で死去した音楽家、坂本龍一さんが、亡くなるまでの約2年間に書いた日記が、21日発売の自伝「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」(新潮社)に掲載される。手書きのほか、パソコンやスマートフォンにメモの形で残された約30日分で、死生観や音楽に対する思いなどをつづっている。

 坂本さんの遺族が、自伝の聞き手を務めた編集者の鈴木正文さん(74)に、日記を印刷して託した。直腸がんと診断されて大きな手術を受けた後の2021年1月31日に始まり、生涯最後の日記は亡くなる2日前の23年3月26日だった。

 21年5月12日の日記では、命について持論を記した。<(20210512)かつては、人が生まれると周りの人は笑い、人が死ぬと周りの人は泣いたものだ。未来にはますます命と存在が軽んじられるだろう。命はますます操作の対象となろう。そんな世界を見ずに死ぬのは幸せなことだ>

 23年1月11日には、イエロー・マジック・オーケストラで活動を共にした高橋幸宏さんが70歳で亡くなった。その約1か月後の日記には、<(20230218)NHKの幸宏の録画見る/ちぇ、Rydeenが悲しい曲に聴こえちゃうじゃないかよ!>と書いた。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)