FC東京は14日、成績不振によりアルベル監督(55)の解任を発表した。練習後に取材対応した小原光城GM(47)は「端的に言うのは難しい。いろんな複合的な要素がある。プレースタイルを(昨季から攻撃的に)変更するという中で、昨年と今年の戦い方、データを比べた中で、今が決断のときだった」と解任理由を説明した。

FC東京は22年、それまでの堅守速攻から、ポゼッション主体の攻撃サッカーへのスタイル変更を掲げ、当時J2新潟を率いていたアルベル監督を招へい。1年目は6位で終わり、
招へいに尽力した山形伸之元GM(現横浜FC代表取締役CEO)も退団したが、今年もアルベル体制の継続を決断。だが2年目の今季は前半戦の17試合を終え、5勝4分け8敗の12位。フロントは前半戦を終えたタイミングでの指揮官の交代に踏み切った。

小原GMはアルベル監督が指揮したこの1年半を振り返り「守備のところでしっかりハイプレスにいって、ショートカウンターで仕留めるみたいな構築は、データで見ると、成功数は出ている。客観的に見てもできていたので、
そこを積み上がったと思う」と一定の評価を口にしつつも「昨年に比べ、ボールポゼッション率、パス数などいろんなデータを含めて、(昨年より落ちているのが)データに顕著に表れている」と、主に攻撃面で期待した積み上げがなかったことを指摘した。

全文はソースで
https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2023/06/14/kiji/20230614s00002179419000c.html