6/11(日) 21:34配信

デイリースポーツ
 石川祐希

 「バレーボール男子・ネーションズリーグ・1次リーグ」(11日、ガイシプラザ)

 世界ランキング7位の日本は、21年東京五輪王者のフランスを3−1(27−25、25−22、25−21、25−20)で撃破する大金星を挙げた。

 第1セットはジュースの末に落としたが、第2セットから反撃。主将の石川祐希(27)=ミラノ=や、西田有志(23)の強打で得点を重ねた。第2セットでは高橋藍(21)が2連続のサービスエースを獲得するなど躍動。最後は小野寺太志(サントリー)が相手の攻撃をブロックし、25点目を挙げた。

 2−1で迎えた第4セット。宮浦健人(ジェイテクト)が途中出場ながら、チーム3位の13得点と大活躍。相手ブロックの上からたたき込む強烈なスパイクや、サービスエースなどで流れを引き寄せた。最大5点差を付け、このセットは終始日本が圧倒。最後はリズムの乱れたフランスのサーブがコート外に弾み、勝負が決まった。高橋はチーム最多となる17得点を挙げた。

 6日のイラン戦、9日のセルビア戦、10日のブルガリア戦に続き、名古屋大会は4戦全勝。24年パリ五輪出場に重要な世界ランキングポイントが獲得できる今大会で、日本が成長を証明した。第2週はフランスで、20日から行われる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b93b5c3f502d802484604069822d7a4d199ac46

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230611-00000157-dal-000-3-view.jpg?pri=l