ディープインパクト産駒が不在だった今年のダービーはサトノクラウン産駒のタスティエーラがV。同じ世代キタサンブラックの産駒ソールオリエンスは皐月賞1着→ダービー2着、同世代で15年ダービー馬ドゥラメンテの産駒リバティアイランドは牝馬2冠を制した。23年のクラシックは“花の15年世代”の種牡馬が席巻。今年の2歳世代でポスト・ディープを担う新種牡馬として注目は17年ダービー1&2着の2頭だろう。

 ダービー馬レイデオロは初年度の種付け料は600万円に設定され、種付け頭数は新種牡馬でトップの196頭。牝系にディープと同じウインドインハーヘアの血統を持ち、活躍が期待される。ダービー2着のスワーヴリチャードは初年度の種付け頭数123頭。父がハーツクライでその後継としても注目される。社台ファームが導入した米年度代表馬ブリックスアンドモルタルも種付け頭数178頭から期待の大きさがうかがえる。

https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2023/05/30/kiji/20230529s00004000621000c.html