〈会見速報〉ジャニー喜多川氏性加害問題 元ジュニア被害者・橋田康氏(37)が日本外国特派員協会で記者会見「ジャニーズ事務所には被害者たちへの謝罪と対応を求めたい」
「週刊文春」編集部

 ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、5月26日、元ジャニーズJr.で被害者の橋田康氏(37)が日本外国特派員協会で記者会見を行った。集まった報道陣に向かって「たくさんの人に一緒に考えてもらいたいです」などと訴えた。

 橋田氏がジャニーズ事務所入りしたのは1998年、中学1年生の時だった。後にKAT-TUNやNEWSになるメンバーらと一緒にジュニアとして活動。KinKi KidsやV6のバックダンサーを務めたこともある。19歳になるまで約7年にわたって所属していた。

 性被害に遭ったのは、活動を開始して1年ほど経った頃。場所は、公演で訪れたホテルだった。深夜、部屋で眠りについていると、ジャニー氏が布団に入ってきた。マッサージが始まり、そのまま被害を受けた。行為が終わった後、シャワーを浴びていると、涙が流れてきたという。翌朝、ジャニー氏に1万円を渡された。「自分の価値は1万円なんだ」と感じたと振り返る。

 橋田氏は会見で、自身が受けた被害と経緯を明かした。そして、「私がいま実名・顔出しで話すことで、今後、芸能活動をしていく上で“性加害に遭った人”だと思われてしまうリスクがあることは承知しています」と語り、こう訴えた。

「こうやって皆さんの前でお話をしているのは、ひとえに、お世話になったジャニーズ事務所のこの問題が早く終結し、新しいスタートを切ってもらいたいから。そして、日本の芸能界、エンターテイメントが良い場になることを願ってのことです」

橋田氏「性的虐待に関しては、親以外からの方が多いのでは」

 今回、会見を通して橋田氏が明かしたのは、“2つのビジョン”だった。

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