https://times.abema.tv/articles/-/10081036
2023/05/25 09:30

今月15日、アディダスが発表した水着モデルの写真に波紋が広がっている。あらゆる分野で「偏見のない表現の自由を促進する」ことを目指し、女性用として販売する水着を、肉体的には男性とみられるモデルが着用しているのだ。モデルの性自認などは明かされていない。

多様性が謳われる現代。ただ、Twitterでは「女性がターゲットなのになんで男性に着せるの?」「やりすぎ、これは女性排除だ」「誰が何を着てもいいけど、これも多様性?」などの戸惑いの声が噴出。さらにアメリカは「#BoycottAdidas」がトレンド入りし、不買運動が勃発する事態となった。

これまでも、アカデミー賞が女性やLGBTQに関する新たな審査基準を設けたことで賛否の声があがった。また、日本でもジェンダーレストイレが波紋を広げるなど、何かと物議をかもしている。

中略

フリーアナウンサーの柴田阿弥は「マイノリティのデザイナーとコラボしたのであれば、多様性を広告に打ち出すのは自然で、企業の自由だと思う。法的に問題や差別的な点がなければ、“なんとなく不快だ”という理由だけで取り下げるのは良くない。消費者は別のブランドを選ぶこともできるわけで、おそらくアディダスには理念がはずだ」との考えを示した。

一方、お笑い芸人のパックンは「着ているモデルが女性ではないと誰が言い切れるのか。僕は断言できない。プラスサイズのモデルも起用しているが、それは我々が考える従来の女性っぽい見た目だ。こうした体型の方にも似合うという広告でいいのではないか」と指摘した。

このモデルが男性なのか、女性なのか――。アディダスは、それを意識したり、詮索することもない”表現の自由”を目指しているのかもしれない。

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