現地時間5月24日に開催されたプレミアリーグ第32節(延期分)で、ヨーロッパリーグ出場圏内の6位ブライトンは、3連覇を決めたマンチェスター・シティとホームで対戦。三笘薫はいつも通り左サイドハーフで先発した。
 
 開始6分、フォデンのクロスから36ゴールでリーグ得点ランキングを独走する怪物、ハーランドにヘッドでシュートを浴びるも、クロスバーの上を越える。

【動画】あまりに惜しい!三笘の幻のゴール

 20分にはゴール前でFKを獲得。ウェルベックが右足で狙うも、クロスバーを叩き、スタジアム中からため息が漏れる。

 ポゼッション率で大きく下回るなか、25分に完璧に裏を取ったハーランドからラストパスを受けたフォデンに流し込まれ、先制を許す。

 直後の31分、CKからファーの三笘が身体ごと押し込む。およそ2か月ぶりのゴールかと思われたが、ハンドで得点は取り消しとなる。

 それでも38分に19歳のエンシソがゴール右隅に鮮烈なミドルシュートを叩き込み、同点に追いつく。
 
 勢いに乗り、44分には三笘のパスからウェルベックがネットを揺らすも、今度はオフサイドの笛が吹かれる。1−1で折り返すと、57分にアーリークロスから三笘が豪快なボレー。しかし、枠を捉えきれない。

 日本代表MFは64分にも、胸トラップで収めた後に、ペナルティエリア内でシュートを放つが、前に出てきたGKオルテガに阻まれる。

 その後は互いに攻め合うなか、79分にハーランドにヘッドで被弾。ただ、オン・フィールド・レビューの末、コルウィルへのファウルでノーゴールとなり、難を逃れる。

 結局、このまま1−1でタイムアップ。ブライトンはチャンピオンズリーグ決勝も控える王者から勝点1をもぎ取った結果、6位以上が確定し、悲願のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

 一方、シティはリーグ戦の連勝がついに12でストップした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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