◇○神戸3―0横浜FC●(7日・ノエスタ)
神戸は前半終了間際にFW大迫勇也がPKを決めて先制。
後半にも大迫、MF佐々木大樹のゴールで突き放して快勝し、首位をキープした。 絶好調のエースが首位固めに貢献した。
神戸はFW大迫勇也が2得点し、最下位の横浜FCを圧倒。
開幕12戦で9得点をマークし、得点ランキングでも単独トップに立った大迫は
「チームとしてゴール前にボールを運べている証拠」とうなずいた。
前半は5バックで守りを固める相手に好機を作れないもどかしい時間が続いた。
大迫も「いつも通りにプレーできなかった」と振り返ったが、前半終了間際に自ら獲得したPKで均衡を破ると流れに乗った。
真骨頂は後半7分。
自陣での味方のボール奪取から速攻の起点となり、MF汰木康也のミドルシュートのこぼれ球をゴール正面で胸トラップして、右足ボレーで左隅を射抜いた。

この得点に象徴されるように、今季の神戸は縦に速い攻撃で勝ち点を積み重ねている。
中でも、高い位置からの連動した守備に加え、前線で球を収めて仲間を生かしながら自らも躍動する大迫の存在感が際立っている。

「しっかりとした守備から攻撃へスムーズに移れた。今シーズンはうまくそれがはまっている」。
好調の要因を語る口調もなめらかだ。
かつての日本代表のエースも昨季は故障がちで7得点。
チームが残留争いに巻き込まれただけでなく、個人として3大会連続のワールドカップ出場も逃す不本意なシーズンだった。今月で33歳になるベテランは「終わってから首位に立っているのが一番大事」と闘志を胸に秘めている。
【長宗拓弥】

5/7(日) 21:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a588218fdb38f750a99bcff3bc1717bc1a7fa50

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