0001征夷大将軍 ★
2023/05/07(日) 20:02:09.36ID:gTxPC3h49「日本一速い監督」と呼ばれる立大の上野裕一郎監督が5000メートル第7組にペースメーカーとして出場。4000メートルを11分15秒でトップ通過した後、途中棄権して後続の立大ランナーの走りを見守った。
上野監督は3日前の4日に宮崎・延岡市西階陸上競技場で行われたゴールデンゲームズinのべおか5000メートルで13分32秒36の好記録をマーク。16年前の2007年、中大4年時にマークした13分21秒49の自己ベスト記録まで10秒余りに迫り、今年の日本選手権(6月1~4日、大阪・ヤンマースタジアム長居)の申込資格記録(13分36秒00)を突破した。
相変わらずの健脚ぶりを発揮する37歳は、この日も雨が降る中、設定通りのタイムで4000メートルを走った。「日本選手権に出ますよ」と競技者の顔でサラリと話した上野監督は一転、本職の指導者の顔になり「今、チーム状況はあまり良くありません」と厳しい表情を見せた。
立大は、今年1月の第99回箱根駅伝で大会史上最長となる55年ぶりの“返り咲き”出場を果たし、18位。「意欲的に競技に取り組んで自己ベスト記録を更新している選手もいますけど、箱根駅伝に出たことで安心してしまった選手もいます」と上野監督は明かす。
日本選手権の後にはシーズン前半の大一番、全日本大学駅伝関東地区選考会(6月17日、相模原ギオンスタジアム)が控える。立大は初の全日本大学駅伝出場を目指している。「日本一速い監督」は「日本一速い選手」を決める日本選手権でチームに強い刺激を与えるような激走を期す。
◆上野 裕一郎(うえの・ゆういちろう)1985年7月29日、長野・佐久市生まれ。37歳。佐久長聖高入学と同時に本格的に陸上を始め、3年時に1万メートル28分27秒39の日本高校記録(当時)をマーク。2004年、中大に入学。箱根駅伝は1年1区19位、2年3区3位、3年3区1位、4年3区2位。2008年、エスビー食品に入社。09年ベルリン世界陸上5000メートル出場(予選敗退)。13年、エスビー食品の廃部に伴いDeNAに移籍。18年12月に立大監督に就任。181センチ、62キロ。
報知新聞社
https://hochi.news/articles/20230507-OHT1T51260.html
2023年5月7日 19時56分
スポーツ報知