4/29(土) 7:40配信

TOKYO FM+
ASKAさん

脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00〜22:30)。 4月15日(土)、22日(土)の放送ゲストは、シンガーソングライターのASKAさんです。
22日(土)の放送では、これからの音楽活動について語りました。

1958年生まれ、福岡県出身のASKAさん。1979年に「ひとり咲き」でデビューを果たし、「SAY YES」「YAH YAH YAH」「めぐり逢い」など、数々のミリオンヒット曲を世に出しています。音楽家として楽曲提供もおこなう傍ら、ソロ活動にも注力。1991年にリリースした「はじまりはいつも雨」はミリオン・セールスを記録。

2017年には自主レーベル「DADAレーベル」を立ち上げ、2022年11月に、およそ3年ぶりとなるアルバム『Wonderful world』をリリース。今年3月には、音楽プロデューサー、デイヴィッド・フォスターとの共演コンサート「ASKA & DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023」を開催しました。

4月1日(土)からは、全国ツアー「ASKA Premium Concert Tour -Wonderful World- 2023」を開催中です。

◆日本のミュージシャンの可能性を発信していきたい
茂木:ASKAさんの楽曲への精神性、宇宙とか生命観というのは今後どう展開していくのか楽しみです。

ASKA:結局、宇宙も脳も最後は「わからない」ってところに行き着くじゃないですか。僕はすべてのことが“縮図”だと思っているので、縮図である自分をよく理解して、そこで音楽活動をやれることだけでも僕は十分です。いつのまにか、それが宇宙的な広がりを感じられるようになっていたらいいなと思う。なので、ことさら宇宙を歌っていこうとは思っていないですね。

茂木:ASKAさんのアーティスト名の由来は、学生時代に思いを寄せていた人が好きだったDJの方のお名前が「飛鳥」で、そこからつけたと聞きました。(当時の恋は実らなかったかもしれませんが)結果として日本を象徴するような名前になっているじゃないですか。ワールドワイドに活動していくなかで、日本の良さを出していくためにどう考えていますか?

ASKA:どうでしょうね。日本の良さっていうのは、かえって誇示しちゃいけないところで。「日本人のミュージシャンはこれぐらいやるんだぞ」ってことを伝えることが、むしろ大切だと思うんですよね。

茂木:日本を表に出すというよりは、音楽としてすごいことをやるぞと。

ASKA:日本に興味を持ってもらうんだったら、「どうぞ日本に来てください」というぐらいでいいと思うんですよね。日本だからといって日本のものを発信すると、きっと誤解されると思います。日本の文化をあまり強調しても、それだけのものにしかならないと思うんです。やっぱりワールドワイド(に広い視野で客観的に物事を見ること)だと思います。

茂木:本当にカッコいいですね。

ASKA:僕はこれから先、何年歌えるのかっていうカウントダウンが始まっているんですよ。でも、カウントダウンのなかで自分の年齢で歌える音楽はずっと作っていきたいなと思っています。

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番組では他にも、ASKAさんがワールドワイドな音づくりについて語りました。

ASKAさん、茂木健一郎

4月1日(土)より全国ツアー「ASKA Premium Concert Tour -Wonderful World- 2023」を開催中のASKAさん。詳細は公式Webサイトをご確認ください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06eee482fe5edac016b719ed34a6a233fceb8f98

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