シオンに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、イタリアのポッドキャスト番組「Muschio Selvaggio」に出演し、持論を展開した。

過去にインテルやマンチェスター・シティ、ミランなどでプレーし、EURO(ユーロ)2012においては準優勝の成績を残したイタリア代表の一員として活躍を見せたバロテッリ。だがメンタル面の問題を抱え、天賦の才を完全に花開かせることはできなかった。

かつて将来を嘱望された元イタリア代表FWは、担当代理人のミーノ・ライオラ氏から自身がFWリオネル・メッシやFWクリスティアーノ・ロナウドとバロンドールを競える才能を持っていたと聞かされていたようだ。バロテッリが明かした。

「ライオラは『ロナウドとメッシが何回もバロンドールを受賞したのは、君が潜在力の20%でしかプレーしていないからだ。100%の力でプレーすれば、君が受賞できたはずだ』といつも言っていた。自分のキャリアを振り返ると、後悔もある。俺ならもっとできたはずだった」

さらに、シオンFWは現在や将来の世界最強選手について問われると、5人の名前を挙げた。

「最強選手はまだメッシだと思う。(アーリング)ハーランドと(キリアン)エンバペは、ふさわしいメンタルさえあれば今後10年間にわたって次世代のメッシ&C・ロナウドになるだろう。だが俺は、(ラファエウ)レオンや(ヴィクター)オシムヘンもすごく好きだ。この4人はサッカー界の歴史を刻んでいくはずだ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/49bca6c47ded3524d84b3b55f1df8f23be693816