【文春】「すぐに意気投合しました」坂本龍一が語った山下達郎・大滝詠一・細野晴臣・矢野顕子との「最初の出会い」 [湛然★]
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「すぐに意気投合しました」坂本龍一が語った山下達郎・大滝詠一・細野晴臣・矢野顕子との「最初の出会い」
4/22(土) 17:12 文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/93e8296af1ea9bfedf75a86a1fae9cf86c2a4831?page=1
今年3月に亡くなった、坂本龍一さんの自伝『 音楽は自由にする 』より、人生に影響を与えた4人との出会いをお届け。山下達郎さん、大滝詠一さん、細野晴臣さん、矢野顕子さんとの出会いはどんなものだったのでしょうか?(全2回の1回目/ 後編 を読む)
(※中略)
■山下達郎くん
そんなふうに人脈が広がってきたころ、山下達郎くんに出会いました。たしか荻窪ロフトで初めて会って、音楽関係の共通の友人もいて、親しくなりました。
山下くんの音楽は、ぼくが日比谷の野音などで聴いていたロックやブルースとはぜんぜん違うもので、とても驚きました。言ってみれば、ものすごく洗練されていて複雑なんです。ハーモニーも、リズムの組み合わせも、アレンジも。とくにハーモニーという面では、ぼくの音楽のルーツになっているドビュッシーやラヴェルなんかのフランス音楽とも通じるところがある。
こっちは一応音大に、実際にはほとんど行ってないですけど、まあとにかく行って、何年もかけて勉強したのに、ロックやらポップスやらをやっているやつが、どこでこんな高度なハーモニーを覚えたんだ、どういうことだ、と思いました。
それはもちろん独学で、耳と記憶で習得したわけです。山下くんの場合はアメリカン・ポップスから、音楽理論的なものの大半を吸収していたんだと思います。そして、そうやって身についたものが、理論的にも非常に正確なんですよ。彼がもし違う道を選んで、仮に現代音楽をやったりしていたら、かなり面白い作曲家になっていたんじゃないかと思います。
もちろん、複雑なハーモニーのことを突っ込んで話せる相手なんてお互いそういませんでしたから、2人はすぐに意気投合しました。山下くんのレコーディングに参加するようになってしばらくして、はっぴいえんどのヴォーカリストで、山下くんの師匠ともいうべき、大瀧詠一さんに紹介されました。
■同じ言葉を持つ人たち
大瀧さんともすぐに仲良くなり、福生にある大瀧さんのスタジオ、というのはお風呂場なんですが、そこでレコーディングをしたのが、75年から76年にかけてのことです。そこに、細野晴臣さんが現れた。それが細野さんとの初対面でした。
このころにはもう、はっぴいえんどのことはぼくも知っていて、細野さんのソロ・アルバムも聴いていました。
細野さんと出会った時に感じたことは、山下くんの時とよく似ています。ぼくは細野さんの音楽を聴いて「この人は当然、ぼくが昔から聴いて影響を受けてきた、ドビュッシーやラヴェルやストラヴィンスキーのような音楽を全部わかった上で、こういう音楽をやっているんだろう」と思っていたんです。影響と思われる要素が、随所に見られましたから。でも、実際に会って訊いてみたら、そんなものはほとんど知らいという。たとえばラヴェルだったら、ボレロなら聴いたことがあるけど、という程度。
ぼくがやったようなやり方で、系統立てて勉強することで音楽の知識や感覚を身につけていくというのは、まあ簡単というか、わかりやすい。階段を登っていけばいいわけですから。でも細野さんは、そういう勉強をしてきたわけでもないのに、ちゃんとその核心をわがものにしている。いったいどうなっているのか、わかりませんでした。耳がいいとしか言いようがないわけですけれど。
■矢野顕子との出会い
もう一人、同じような驚きを感じたのが矢野顕子さんです。彼女の音楽を聴いたときも、高度な理論を知った上でああいう音楽をやっているんだろうと思ったのに、訊いてみると、やっぱり理論なんて全然知らない。
つまり、ぼくが系統立ててつかんできた言語と、彼らが独学で得た言語というのは、ほとんど同じ言葉だったんです。勉強の仕方は違っていても。だから、ぼくらは出会ったときには、もう最初から、同じ言葉でしゃべることができた。これはすごいぞと思いました。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
坂本 龍一/Webオリジナル(外部転載) にわかだから大瀧詠一と仲良くなってたの知らんかったわ >>3
JAFの冊子でエッセイを連載してる松任谷正隆さんが最新号で高橋幸宏さんについて書いてるよ。
よくあるお悔やみ文でないのが意外だったし良かった。 坂本龍一→矢野顕子→忌野清志郎→仲井戸麗市→のん
これで「坂本龍一+のん」のコラボが生まれたのが面白い しかしいい音楽ってなんだろうね
歌謡曲の場合、音よりも歌詞のキャッチーさのほうがモノを言いそう 若い頃から深く物事考えていていい話だなぁ
天才達には脱帽だよ 西郷隆盛と大久保利通の育ったのが近所だったり
三苫と田中が同じこどもサッカークラブだったり
世の中に天才はたくさんいれども
不思議と集まる場所がある
結局はそのサークルに入れる出会いの差が大きいんだなと心から思う 以前ラジオで「あの風呂場」って言ってたのが何のことかわからなかったんだけどそういうことだったのか風呂場みたいに狭くて暑いレコーディングスタジオって意味かと思ってた 焼肉弁当食って追悼したけど
お馴染みの弁当屋のじゃないと追悼にならないか なんかみんな名前の字面がかっこいいな
特に大瀧詠一 まあ、宇多田ヒカルについて、
本当に全部自分で作ってるのならスゴいね
みたいにコメントしてたのは
どうせセカイから天才台本を貰っただけで
こんなイモみたいな小娘が本当は作ってないだろ
みたいな
自分もそうだったからみたいな本音なんだろう笑 本格的に音楽の勉強をしていないのに著名な作編曲家になった人間は間違いなく地頭が良い
すぎやま氏は東大、菅野女史は早稲田、山下さん細野さんも立教を出ている >>21
はっぴいえんどティンパンアレー松本隆松任谷正隆細野晴臣坂本龍一山下達郎矢野顕子ら
みんな都会出身の都会の学校で芸大慶應青学立教明治とかだけど大瀧詠一だけ田舎の人だよね >>22
えええってものすごい衝撃を受けたのだが、詠の字が違うのだね
確かに榮よりいいw 名前大事や >>26
松任谷正隆とかもう反則的なかっこよさだな
筒美京平も船山基紀先生も都会っ子のぼんぼんで名前かっこいいな
筒美京平は微妙かw 坂本が学生結婚した時の子供
今どうしてんだろ
両親ともに芸大っていう抜群の血筋 新型ドラえもん宇多田ヒカル(岩手)が来たから要らなくなった >>25
東大早稲田の中にさりげなくバカ学混ぜんなよ >>33
タツロー大学進学してたの知らなかった
嫁さんのまりやも大学中退だよな >>34
桑田圭祐が
「山下達郎、あんなおしゃれな曲作ってるけど実は明治なんですよw」
とANNで言ってた記憶が 作曲家は知らないけどシンガーソングライターは感覚で曲を作ってる人が多いんじゃないの 荻窪の跡地ソープになってるよな
あの風俗店ももう潰れたかw >>35
ディスり方がかわいいなw
あそこ夫婦とも仲良しだからね >>1 なんかスゲー話だわ 歴史を感じるっつーか
200万枚売り上げたという永遠のCityPop盤『A LONG VACATION』も風呂場で録音したのかな >>41
ロンバケはソニーのスタジオをずっと使ってて予算がエグいことになったらしい
自宅スタジオの扉が一段上にあるのは元風呂場だからなのか >>15
まずは歌聴いて、ああ良い曲だなと
で、どんな演奏なんだとコピーしてくと実はものすごく高度な構成になってるみたいな >>26
秋田だっけ?
育った場所でFEN聴けてたかどうかが大きい要素かなと >>7
まじ?jaf mate開封もせずに捨ててた
読みたかったなー やっぱMARCH関関同立レベルだと
後々カッコいいよな そうだな
山下はアメリカの回し者かと思うくらいにアメリカンだったよな笑笑 美空ひばりは少し英語発音のレッスン受けただけなのに
レコーディングではかなり良い英語の発音だったてのを見たけど、美空ひばりも耳が
異常に良かったのかな?
まあ若い時の話らしいから
頭も柔軟で耳コピーが出来たのかも ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています