NHKストーカー被害者が看板番組に抜てき、桑子真帆アナが「番組変更」を直訴した理由 NHK人事の舞台裏


 “絶対的エース”である和久田麻由子アナが「ニュース7」のメインキャスターとして現場復帰を果たし、「玉突き」で林田理沙アナが「ニュースウオッチ9」のキャスターに。新年度が始まり刷新されたNHK看板番組の背景で、複雑に交錯する女子アナたちの思惑。

 新年度が始まり、巷にはどこか浮き立ったような雰囲気が漂う。門出があり、新たな出会いがあり、さまざまなものが刷新される。しかし、この人はそういったこととは無縁の暗い日々を送っているに違いない。

 NHKの船岡久嗣アナ(47)。1999年に入局し、相撲やスポーツ実況の分野でエリートコースを歩んできた彼が、これまでに積み上げてきたものを全て失ったのは今年2月のことだった。報道の看板番組でキャスターを務めている20代の後輩女子アナの自宅に不法侵入して警察に逮捕されたのだが、それは一時の“気の迷い”による犯行ではなかった。

「事件の被害者となった後輩女子アナは独身で、金沢放送局にいる時に一緒に働いていた妻子持ちの船岡アナと親密な関係に。が、ある時点で船岡アナは捨てられ、ストーカー化したのです。実際、彼にはストーカー規制法に基づく禁止命令が出されていました」(全国紙社会部デスク)


局内では“男女の関係があった”と見る人が多い

 3月28日付で船岡アナは不起訴となったが、禁止命令は現在も続いている。

「事件後の聞き取りで、船岡アナは“男女の関係があった”と言っていて、後輩女子アナは“男女の関係はなかった”と説明しています。局内では、男女の関係があったと見ている人の方が多いです」

 そう明かすのは、NHKの報道部門の関係者である。

「船岡アナは今後、停職3カ月の懲戒処分が出た後、テレビに映らない閑職に飛ばされるとみられています。もちろんツテがあればどこかに転職するかもしれませんが」

 一方の後輩女子アナは、

「事件などなかったかのように看板番組に出続けたため、その“鋼のメンタル”に驚く声が上がっていました。4月からは別の看板番組キャスターに抜てきされた。そのことに対して、“なぜ彼女が?”と疑問視する声が局内にはあります」(同)

 NHK関係者もこう言う。

「彼女は特段人気があるわけでもなく、アナウンススキルが人より秀でているわけでもないのに、金沢から東京に引っ張り上げられて看板番組の担当になったので、他の女子アナにしてみれば面白くない。彼女は正籬(まさがき)聡・前副会長に気に入られて引き上げられた、といわれています」

誰がどの番組を担当するかという議論は、毎年秋ごろから開かれる「選考委員会」で行われる。

「選考を行うのは役員クラスだし、中で何が話し合われたかは表に出ないので、完全にブラックボックス。誰かが“あの子でいいんじゃないか”と言えば鶴の一声で決まってもおかしくない体制なのです。だから女子アナの側も上に気に入られるのを重視する方向に行きやすい。その意味では闇が深いともいえます」(同)

 ちなみに「船岡事件」で被害者となった女子アナは、

「“私が私が”と自己アピールが激しいタイプ。上には愛想がいいですが、周りや下にはキツイので現場の評判は良くない」(同)


続きソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/06cbaed6305fe68b872ee07a74f38b818be7652b?page=1