サウジアラビアへ行ってパフォーマンスレベルは復活した?

EURO2024へロベルト・マルティネスを指揮官に迎え、新たにスタートを切ったポルトガル代表。注目ポイントの1つに挙げられたのがFWクリスティアーノ・ロナウドだ。

ロナウドは今冬にマンチェスター・ユナイテッドを去り、サウジアラビアのアル・ナスルヘ加入。そこでは調子を上げているが、さすがにサウジアラビアのリーグレベルを欧州5大リーグと比較するのは難しい。ロナウドを招集したマルティネスの判断には賛否両論あっただろう。

それでもマルティネスはロナウドを信頼しているようで、23日のEURO2024予選リヒテンシュタイン戦、26日のルクセンブルク戦の両方でロナウドを先発に抜擢。相手が格下だったとはいえ、ロナウドは2ゴールずつの計4ゴールを奪ってチームの勝利に大きく貢献した。

この結果からスペイン『as』は「39歳でEUROに出場し、41歳で6度目のW杯へ」とロナウドに広がる可能性を取り上げている。2026年のワールドカップに関しての議論は早すぎるだろうが、来年のEURO2024は現実的な目標となるだろう。ロナウドにもそのモチベーションがあるはず。

今回も相手は格下だったが、ゴール前での決定力はさすがだ。マンUでは結果を出せなかったが、アル・ナスルでフォームを上げられるのであれば問題はないか。起用法次第ではあるが、今でもポルトガル代表の戦力になるのは確かだ。

ロナウドがスーパーサブ起用も受け入れるならば可能性は広がるが、EURO2024へロナウドは参戦することになるのか。そこで上手くいけば6度目のワールドカップも視野に入ってくるはずで、鉄人ロナウドの代表ストーリーはまだまだ終わらない。

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