日刊スポーツ
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りくりゅうが世界フィギュアで日本ペア初の優勝、今季「3冠」…「手拍子が力くれた」

フィギュアスケートの世界選手権は23日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナでペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の三浦 璃来りく (21)、木原龍一(30)組(木下ク)が141・44点で2位となり、合計222・16点でこの種目で日本勢初となる優勝を飾った。今季はグランプリ(GP)ファイナル、四大陸選手権も制しており、国際スケート連合(ISU)主催の主要国際大会で「3冠」を達成。木原は「日本開催の世界選手権で優勝できて、すごくうれしい。会場の手拍子、声援が力をくれた」と喜びを語った。

ペアで優勝し、世界選手権日本人初制覇を果たして感極まる三浦璃来(左)、木原龍一組(23日、さいたまスーパーアリーナで)=青木瞭撮影

「りくりゅう」こと三浦・木原組は2019年夏にペアを結成。昨季は、北京五輪で日本勢初入賞となる7位に入り、フランスで開かれた世界選手権では銀メダルを獲得。今季は世界の強豪が集うGPシリーズのスケートカナダ、NHK杯でも優勝を飾った。