3/23(木) 10:12配信
スポニチアネックス

マラソン・設楽悠太 今月末での退社発表「自分自身が進化する為に決断」 所属先決まるまではフリーで

 男子マラソンの元日本記録保持者、設楽悠太(31=ホンダ)が23日、自身のツイッターを更新し、今月末で退社することを発表した。所属先が決まるまではフリーで活動する。

 設楽は「ご報告」として文書を投稿。「この度、3月31日を持ちまして本田技研工業株式会社を退職することにしました」と報告。「9年間在籍させていただき、これまで多くの記録に挑戦できたのはファンの皆様の温かい応援とサポートしてくださったスタッフの方々のおかげだと思います。多くの挑戦を与えてくれたチームには感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝をつづった。

 そのうえで「チームの為に貢献したい気持ちで続けてきましたが、自分自身を見直し、考えた結果、これからまだまだやりたい事 叶えたい夢がある中で新たな事に挑戦して自分自身が進化する為に決断しました」と思いを吐露。「今後につきましては、所属先が決まるまでフリーで現役続行で活動していき、心機一転、より一層陸上に励み皆様に嬉しいご報告ができるように頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 設楽は今月5日の東京マラソンで途中棄権した後、「東京マラソン2023 途中棄権しました。沢山のご声援ありがとうございました。HONDAのユニフォームで東京を走れて幸せでした。ありがとうHONDA!ありがとうファンの皆さん!」とツイート。ホンダでのラストランとも取れる内容を投稿していた。

 設楽は双子の兄・啓太とともに東洋大時代に箱根駅伝などで活躍。2018年の東京マラソンでは当時の日本記録となる2時間6分11秒をマークし、報奨金1億円を獲得して大きな話題となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/12a7b84da58e4bd007ef4d23a610255caea3edf8