明大スポーツ2023.03.20
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4年生が引退し、新たなチームになって挑んだ今大会。1981年から続いた出場試合全勝という大記録が途絶えた昨年度から一転、再び六大学の頂点に立った。

◆3・17~19 東京六大学大会(津久井馬術競技場)
▽新馬馬場
 3位――白石〈ユキタカオーM〉

▽新人馬場
 1位――河内〈ザリーノM〉
 6位――山田〈明紫〉
 10位――椿〈明鳳〉
 11位――綱河〈明桑〉

▽複合馬場
 1位――原〈明鳳〉
 2位――白石〈カルロッタM〉
 5位――石川〈プライムローズM〉
 12位――山田〈パトリシアM〉

▽複合馬術
 1位――白石〈カルロッタM〉
 3位――石川〈プライムローズM〉
 5位――原〈明鳳〉
 6位――山田〈パトリシアM〉

▽学生賞典馬場
 1位――白石〈ザリーノM〉
 8位――石川〈明桑〉
 9位――河内〈明紫〉

▽新馬障害
 2位――白石〈ユキタカオーM〉

▽新人障害
 1位――白石〈カルロッタM〉
 3位――石川〈プライムローズM〉
 5位――原〈明鳳〉
 6位――山田〈パトリシアM〉

▽中障害
 1位――石川〈プライムローズM〉
 2位――白石〈カルロッタM〉
 7位――原〈パトリシアM〉
 8位――渡邊〈ぺコラM〉

▽団体総合
 明大――1位
 新人馬場では、1年生の河内美怜(政経1=昭和女子大昭和)が優勝した。馬場は大学に入ってから始めた競技。「自分の技術が馬に追いつくのが大変で、乗りこなすのに手こずっている」と苦戦するも、実績十分のザリーノMに導かれた。また、河内は個人総合でも6位入賞。「せっかくいい馬に乗せてもらっているので、馬にも教わりながら完成度を上げる」。今後の活躍にも期待がかかる。

 新主将に就いた白石侑也(商3=江戸崎総合)は、出場した競技全てで表彰台に上るなど圧巻の走行で、最優秀選手賞を獲得した。「(白石への)期待度はすごく高い。順当にいけば関東も全学も彼が個人タイトルを取るだろう」(佐藤五志監督)。監督からの期待も高まるトップ選手の活躍に今後も目が離せない。同じく最上級生になる石川傑(農3=北海道浦河)は個人総合で3位。中障害では減点ゼロで終え、ジャンプオフに進出。ここでは減点4となるも、2位の選手にタイム差1.19秒で勝利し、優勝した。複合馬場で優勝した原一晴(営3=水戸農業)は4年生の抜けた穴を埋めるべく奮闘。「同期の2人と肩を並べられるように頑張る」と次の大会に向けて意気込みを見せた。

 2年ぶりに団体優勝の座を取り返し、新チームで好スタートを切った。主将・白石を中心とし、下級生の躍動も見えた今大会。「いい形で関学に臨める」(佐藤監督)。今年度の明大の未来は明るい。[髙本都]

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