侍ジャパンに岩手県と高齢者が大フィーバー!~大谷翔平・佐々木朗希・村上宗隆らの活躍に熱視線!~
2023/3/20(月)6:05

侍ジャパンの快進撃が続いている。ここまで全て大差で5連勝。3大会ぶりの優勝まで、あと2勝に迫っている。これら5試合のテレビ中継も、軒並み世帯視聴率は40%超え。
準々決勝のイタリア戦は48.0%(夜7時9分~9時54分)で、歴代WBC中継で最高記録となった(ビデオリサーチ関東地区データ)。
一方、興味深いデータもある。特定層別視聴率を測定するスイッチメディア(https://www.switch-m.com/)や、
都道府県だけでなく市町村別視聴率を割り出しているインテージ(https://www.intage.co.jp/service/platform/mediagauge/)によれば、
70歳以上の高齢者が格別に盛り上がっており、地域では岩手県の視聴率が傑出している。ここまでのテレビ中継の見られ方を分析してみた。

■初戦の中国戦は全集中
過去5戦の毎分動向は、侍ジャパンの強さを示している。

画像:WBC日本戦の毎分個人視聴率
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初戦の中国戦は大谷翔平が先発した。4回を無失点におさえ、打撃陣も小刻みに加点し、8回裏の打者一巡の攻撃で勝負を決定づけた。
個人視聴率の毎分は、試合開始直後に18%を超え、その後試合終了まで18%前後と高値安定だった。

まず侍ジャパンの打線が凄い。L.ヌートバー、近藤健介、大谷翔平、村上宗隆、吉田正尚、岡本和真、牧秀悟と名バッターが続く。そして投手陣は二刀流の大谷翔平に続き、
戸郷翔征、湯浅京己、伊藤大海の豪華リレーで危なげがない。「史上最強」と言わる侍ジャパンを見定めようとした視聴者。最後まで全集中して見ていた人が多かったようだ。

■右肩上がりの韓国戦
翌日は宿敵の韓国戦。ダルビッシュ有が先発したが、3回に2ランを浴びるなどして3点を先制されてしまう。ところが、その裏に直ぐに3本のタイムリーヒットで3対4と逆転に成功する。

画像:WBC日本戦の毎分個人視聴率
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その後は日本の投手陣は、6回にソロホームランを1発浴びるが、他は安定の守り。一方打撃は、5~7回に合計9点を加え13対4。
毎分は4時間近く右肩上りとなった。因縁の対決とあって、視聴者の注目度の高さがデータに表れた。

■楽勝ムードの3~4戦
3~4戦は一転して楽勝ムードが漂った。

画像:WBC日本戦の毎分個人視聴率
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第3戦の対チェコ戦。佐々木朗希のピッチングには注目が集まった。初回に味方の悪送球で1点を失うも、その後は危なげなし。
一方で攻撃陣は、3~4回に7点を奪って勝負あり。毎分視聴率もこの辺りをピークに、その後はジリジリ下がってしまった。勝利を確信した視聴者が徐々に離脱して行ったようだ。

画像:WBC日本戦の毎分個人視聴率
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第4戦の対オーストラリア戦も同様だ。先発はNPB史上初となる2年連続投手5冠の山本由伸。期待通り4回をヒット1本と盤石な投球。
そして打撃陣も、初回の大谷翔平の3ランをはじめ。5回までに7得点。第3戦と同じように、楽勝ムードの中で毎分視聴率は徐々に後退していった。

■特定層により大きく異なる見方
順々決勝までの5試合、視聴率は試合ごとに上がって行った。ところが特定層別の動向を見ると、異なる見られ方が浮かび上がる。

画像:WBC日本戦の特定層別視聴率
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まずZ世代(25歳以下)。わずかに右肩上がりだが、いずれも10%に届かないほど低い。この世代では、野球に興味のある人がかなり少ないようだ。
コア層(13~49歳)も高くない。微妙に右肩上りではあるものの、個人全体と比べると5%以上低い。
年齢的には中高年が人気を支えている。50~60代は個人全体より7~8%高い。そして70歳以上に至っては個人全体の倍近い。やはり野球は高齢者に支えられているスポーツだ。

>>2-5あたりに続く

(鈴木祐司) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiyuji/20230320-00341899
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