3/19(日) 16:45配信

デイリースポーツ
 8回、捕手の二塁への送球を左腕に受け、ベンチへと戻る英明・寿賀弘都(左)=撮影・伊藤笙子

 「選抜高校野球・2回戦、英明3−2智弁和歌山」(19日、甲子園球場)

 英明にアクシデントが発生した。

【写真】これぞ高校野球!英明・寿賀に駆け寄りスプレーで冷やす智弁和歌山のベースコーチ

 八回、1点差に迫られ、なお1死二、三塁のピンチ。カウント1ボールからの2球目を受けた捕手の中浦が二塁にけん制球を投げたが、このボールが投手・寿賀の左腕付近に直撃。その場でうずくまり、すぐに智弁和歌山のランナーコーチがスプレーをしたが、治療のためにベンチへ引き上げた。

 その後、再びマウンドへ。甲子園の両アルプス席から大きな拍手がわき起こった。

 執念の続投。左腕はこの後、四球を与えて1死満塁の大ピンチを背負ったが、後続を一ゴロ、中飛に仕留めて踏ん張った。

 試合はこのまま、3−2で逃げ切り。英明が悲願のセンバツ1勝を挙げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d0a77bc5f21b927790ebc63338c4357cfe97ffa

https://i.daily.jp/baseball/2023/03/19/Images/f_16158933.jpg