2023年03月17日 05:50 野球
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 プエルトリコ代表でメッツのエドウィン・ディアス投手(28)が右ひざの膝蓋腱断裂(しつがいけんだんれつ)と診断された。ビリー・エプラーGMは、16日午後(日本時間17日)にフロリダ州で手術を受けることになったと発表。このケガでの復帰には通常8カ月がかかり、23年シーズンはメッツの試合では投げられない。大リーグ公式サイトが報じている。

 ディアスは15日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、プエルトリコ代表のクローザーとして、ドミニカ戦の9回にマウンドに上がり3者三振。準々決勝進出を決めた後、チームメートたちと抱きあい、跳び上がって祝福していたが、ひざを痛めそのままフィールドに倒れ込んだ。オフに5年総額1億200万ドルの契約を与えたスティーブ・コーエンオーナーは「エドウィン・ディアスは人間として素晴らしいし、競技者としてもすさまじい。メッツの人間はみんな動揺しているけど、引き続き23年が素晴らしいシーズンになるよう追い求めていく。エドウィンが早く回復できることを祈っている」とツイートした。

 エプラーGMは「我々はオフの間に、層の厚いブルペンを作り上げられたと感じている。他にもクローザーの経験がある投手がいる。監督、投手コーチと話し合っていく」と説明した。

 15日の夜、ディアスはエプラーGMと電話で話した時に気丈に「心配はいらない、自分なら大丈夫。痛くはない」と言っていたそうだ。エプラーGMは記者に「彼は逆境に強いし、狼狽したりしない。だから素晴らしいクローザーなんだ」と話していた。

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